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フォークリフトに下敷きになる死亡事故を防ぐために、今すぐできること

      2017/04/18

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フォークリフトは工場や倉庫、場合によっては工事現場などで使用されます。
毎年、20万台以上が生産されているようなので、相当の数が出回っています。

多くの場所で使われているフォークリストは、一定数の事故もあるのです。
平成26年のデータですが、事故件数は1,898件ありました、そして死亡者は27名にもなりました。

運送輸送で使われているトラックの事故件数は8,817件で、187名の死亡者がいたのでより深刻ですが、フォークリフトも決してた少なくないといえます。

フォークリフトの事故はなぜ起こるのでしょうか。
事故の原因を整理してみたいと思います。

フォークリフトは、車の運転ができれば、多少使い方を学ぶことで操作できるようになります。
しかし、注意しなければなりません。

前提になることとして、フォークリフトは資格を必要とすることを覚えておかなければなりません。
積載荷重が1トン未満のフォークリフトの運転操作は特別教育、1トン以上の場合は技能講習を修了しなければなりません。

無資格で運転してはいけません。

そしてフォークリフトは荷役運搬機械なので、原則として作業指揮者が必要になることも頭においておく必要があります。

これらを踏まえた上で、操作上の注意が必要です。

度々参考にさせてもらっている、海外のブログKnowledge at workにはフォークリフトについて書かれていました。
どうやらアメリカでもフォークリフトによる事故が深刻なのだそうです。
毎年100人の死亡者、34,900件の大きな事故があったようです。

forklift-safety-an-important-concern-for-workers (リンク切れ)

このブログだけでなく、国内でも陸上貨物運送事業労働災害防止協会の 「陸運と安全衛生」(NO.549 平成 27 年 4 月 1 日)も、事故対策の参照になります。

index_arrowフォークリフトの事故対策

資格者が運転するなどは、最低限の条件ですが、運転操作中に特に注意しなければならないポイントがいくつかあります。

まず運転中に大事なことで、案外忘れがちなのが、シートベルトを締めることです。
フォークリフトの運転席にシートベルトありますよね。これは装着するためにあります。
公道ではないから、ほんのちょっとの作業だからとシートベルトをしていないことはないですか?

シートベルトで防げる被害は案外大きいものです。
フォークリフトで起こりがちな事故は、転倒です。転倒時、運転者は座席から投げ出され、機械の下敷きになり、致命傷になることが少なくありません。

もしシートベルトをしていると、転倒時に座席から投げ出されることは免れます。
こういった下敷きの事故を防ぐためにもシートベルトを行いましょう。

自動車と同じですね。
その他の注意点も自動車と同様です。

大切なポイントの2つ目は、スピードを出し過ぎないこと。
スピードを出しすぎると、歩行者やものや建物に衝突します。方向転換する時に転倒する危険が増します。
曲がる、方向転換、後進時も周辺の注意が必要です。ぼんやりしいてると、ぶつかっていしまいます。

3つ目ですが、停止時には、ブレーキをしっかり掛けて、鍵を抜いておきましょう。
こうすることで、勝手に動き出すのを防ぐことができるのです。

フォークリフトは前面に荷物を積みます。荷物が積まれている状態と、積まれていない状態では、注意点が異なります。

4つ目のポイントとして、荷物の積み方に注意が必要があります
荷を中心に置くことです。偏っていると、バランスを崩しやすくなります。

積載荷重オーバーになっていると、転倒の原因になります。
さらに視界を遮るほど積んでいると、前が見えません。

またバラけやすい状態だと、荷崩れの原因になります。
荷物の積み方にも注意が必要になるのです。

運転時には、こういったことが注意が必要なのです。

運転中の注意はあるのですが、まず大事なことはシートベルトです。
フォークリフトは自動車と同じようなことを徹底することが重要なのです。

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