今日も無事にただいま

「『いってきます』といった人は『ただいま』と言う義務がある。労働安全コンサルタント角田淳による、安全衛生で使えるアイデアや教育ツールのご紹介

3冊目の小冊子を出しました

   

新型コロナウイルスは、私たちの働き方について考えさせるきっかけとなっています。
今回初めてテレワークを取り入れた、という事業者さんも多いのではないでしょうか。
 
テレワーク等は人となるべく接触を避けることで、集団感染を防止することが目的ですよね。
そしてその目的には、従業員の方とその家族の方が感染し、健康を損なうことを防ぐことも含まれています。
 
ただ、全ての仕事がテレワークができるわけではありません。
ドラッグストアやスーパー等の店舗は、働く人がいなければ機能しません。
また建設業や運送業、工場なども不可能です。
 
そのような仕事内容の違いはあります。
どのような仕事であれ、事業者(会社)が第一に考えることは、従業員の健康と安全です。
働く人を守ることが大事であると、今こんな時だからこそ再認識しなければなりません。
 
このような前振りになったのですが、実は今月に小冊子を刊行しました。
前2冊は、安全教育センターの佐々木所長と共著でしたが、今回は単独で書きました。
タイトルは「安全レベルをアップグレード!現場で使える 安全マガジン」です。
 
出版社の紹介ページはこちら。
 
 
 
書いた、とは言うものの正確には、今まで書き溜めていたものを編集したいう方が正確かもしれません。
 
私は2014(平成26)年から、社内向けに毎月、安全通信というものを書いて配布してます。
大体A4で2枚(文章とイラスト)という構成で、現場事務所や掲示板に貼ってもらうことを目的としてます。
(残念ながら、社内では意図どおりに活用されることはないのですが・・・)
 
今回の小冊子はこの6年分の内容から、いくつかをピックアップし、まとめたものです。
安全通信だから、タイトルが「安全マガジン」になったわけです。
 
私が所属する会社は建設業ですので、内容は主に建設業での安全衛生に関してです。
目次で取り上げているテーマは、
・脚立
・感電
・熱中症
・5S
・電動工具(グラインダー)
・保護具
・有機溶剤
・クレーン
・車両系建設機械(ショベルカー等)
・設備や機械の点検
・火災防止
となっております。
 
6年間には、これらのテーマを繰り返し取り上げています。
今では社内だけにとどまらず、ご要望をいただいた会社へも配布しています。
 
1月に清文社の方と初めてお会いし、安全通信についても紹介したのですが、
そこから小冊子化までは、ジェットコースターのようにスピーディーに物事が進んでいきました。
 
まとまりのない安全通信をテーマごとにまとめて下さったので、それに校正を加える作業を繰り返していきました。
初稿段階は本当にひどいもので、頭を抱えました。修正で原稿は真っ赤になってしまいました。
正直なところ、0から書いた方が早く、ストレスもないのではと思ったものです。
大幅に手を加えることはしましたが、安全通信で書いていた雰囲気は残せたかなと思います。
 
また今回は単独ということもあり、全体的にゆるい感じにして、どなたでも読みやすい感じになっています。
小冊子を開いていただくと、目次でナビゲーターを紹介してます。
それは人手不足解消のため未来から来たロボットです。
ただ残念ながら安全衛生人関してはアップデート待ちで、そこは抜けています。
あと、生ゴミを食べます。
 
このロボットのアイデアは清文社の担当の方からの提案です。
私はすぐに乗っかりました。
校正のやり取りの最中には、ロボットの名前をどうするかなども意見を交わしたのですが、
一応マサノリ君で落ち着きました。
なぜマサノリなのかは、ぜひ著者プロフィールのページを見てください。
 
ロボットの名前について、本当にどうでもよい余談があります。
私はキン肉マンが好きで、特にキン肉マン・ビッグボディが好きです。ビッグボディの初勝利は震えました。
新シリーズはキンドルで全て買ってしまいました。そしてフィギュアを買おうかと悩んだほどです。
そのためロボットをビッグボディまたはBB、さらにはカナダ出身にちなんでカエデを入れてはなどの案も出しました。
個人的には非常に前のめりではあったのですが、今回は見送りました。
 
そのような話はともかく、内容は真面目に書いております。
毎日のように使用するクレーンや脚立の危険を紹介したり、現場の管理者が知っておくべき法令についても、
なるべく分かりやすく伝えています。
 
おそらく内容の多くに目新しいさはないでしょう。
読んでも「そんな事は知っているよ」と思われることがほとんどのはずです。
 
しかし、これには理由があります。
災害のほとんどは、過去に何度も起こった災害と、ほとんど同じです。
何年も何年も同じような不安全行動で、同じような災害が起こっているのです。
全く予想もつかなかったという災害は、マレなのです。
 
「知っていること」を、記憶して、実践することには、多大な努力が必要です。
今の事態で、「こまめに手を洗う」「うがいをする」「咳エチケットを徹底する」などと共通するものがあります。
 
事業者としては、当たり前のことを繰り返し伝え、教育することが、
従業員の事故や災害から守り、命を守ることにもなるのです。
新型コロナウイルスで再認識させられた、働く人を守るということ。
これは事故や災害から従業員を守ることも、当然のことながら含まれます。
そのためには、手洗いやうがいなどと同じように、
「知っていること」「当たり前」と思っていることを、徹底して行うことが重要です。
 
知っていることを現場で使い、安全レベルをアップグレードして欲しい。
それが今回のタイトルに込めた思いです。
 
また今回の小冊子製作は、清文社の城田さんの多大な尽力があってこそです。
短時間に、よくぞ整理して、形にしていただいたと感服します。
この場ではございますが、心より感謝いたします。
 
新型コロナウイルスの影響で、安全大会などを延期したという事業者さんも増えてきています。
この事態が収まり、安全大会や衛生大会を開催する際には、
ぜひ「安全マガジン」をご購入いただければと思います。
お値段は、1冊200円+消費税です。
 
購入は、清文社にまたは安全教育センターでも取り扱っております。
 
・清文社 紹介ページ
・安全教育センター 紹介ページ
 
表紙の下部に社名を入れることもできます。
安全大会などで配布されるのでしたら、まとめて購入されると、1冊あたりの値段も安くなりますよ。
 
今まで、安全講話をさせていただいた事業者さんには、見本冊子をお送りしたのですが、
早くも、「コロナウイルスの収束した時には、この冊子の内容で、研修をしてくれないか」などのご要望もいただいおります。
 
今まで刊行した2冊も含めてですが、小冊子を用いた研修または講話なども計画しております。
 
もし研修、講話、また安全通信などにご興味があるようでしたら、メールでご連絡ください。
メールアドレスは、プロフィールのページにあります。
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