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建築物石綿含有建材調査者講習についてのよくある質問

      2021/07/12

「建築物石綿含有建材調査者講習」について、よくある質問をまとめてみました。
講習受講される際の参考になればと思います。

Q1
建築物石綿含有調査者資格とはなんですか?
厚生労働省・国土交通省・環境省告示第1号に基づき、建築物に使用されている石綿を調査するための資格です。
 
石綿は深刻な健康被害をもたらします。建築物の解体、改修工事を行う際、石綿含有建材が飛散し、吸引するおそれがあります。解体等作業での飛散・吸引を防止するためには、建築物に使用されている石綿含有建材の使用実態を正確に調査する必要があります。この資格は、建築物の石綿含有建材について、公正で専門的な調査者となるためのものです。
Q2
私は◯◯(建築業、解体業等)の仕事ですか、この資格は必要でしょうか?
解体、改修工事を行う場合には、法令により事前調査を行わなくてはなりません。事前調査を行う際に必要となる資格です。

自社で調査者資格者を置くか、調査を外部の調査者資格者に依頼するかいずれかとなります。
Q3
調査者は会社に一人いればよいのでしょうか?
調査を実施する人が所有しなければなりません。そのため調査される方が複数在籍されている場合は、その方たち全員が資格を所有する必要があります。

調査報告書には、調査者の氏名や資格番号も記載が必要となりますので、責任が重大です。
Q4
この資格はいつまでに取得しなければいけませんか?
令和5年10月1日からは、解体・変更等の前には、調査者による調査が義務付けられます。
 
そのため義務化までに取得が必要です。
ただし、一部の自治体では、すでに有資格者による調査を義務付けているところもあるようです。早めの取得をおすすめします。
Q5
講習受講するための、資格条件はありますか?
あります。
詳しくは講習機関の受講資格を参考にしてください。
 
石綿作業主任者技能講習を修了している場合は、経験年数が不要ですので、これを受講資格とされる方も多いようです。
Q6
受講資格の経験年数について、現在の会社と前職手の会社の経験を合わせることは可能でしょうか?
可能です。
ただし、以前の勤務先と合わせて必要な経験年数を満たすことを証明する必要があります。
Q7
受講資格の経験年数の証明のため、退職した会社から在職証明をもらう必要があるのですが、どのように申請すればよいですか?
依頼する会社の総務または人事に連絡して、ご依頼ください。
 
要望の際には、「建築物石綿含有建材調査者資格取得のため」と理由を伝えると、先方も準備しやすいと思われます。
Q8
建築物石綿含有建材調査者には、特定、一般、一戸建ての種類がありますが、違いはなんですか?
現在(令和3年7月)では、一般と特定で、業務に差はありません。今後の法改正で区分される可能性があります。
一般と特定は、すべての建築物、構造物について、調査が可能です。一戸建ても含みます。
 
一戸建ては、一戸建て住宅及び、マンション等共同住宅の住戸の専用部分(居住箇所)の調査が可能です。
 
共同住宅での、廊下等共用部分の調査については、一般または特定でなければ、調査できません。
Q9
旧制度の建築物石綿含有調査者を持っているのですが、別途調査者資格は必要ですか?
不要です。
国交省の旧制度(平成25年7月に「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」(平成25年国土交通省告示第748号))において資格を取得された方は、特定建築物石綿含有建材調査者とみなされます。
Q10
講習のカリキュラムはどのようになっていますか?
講習機関にのカリキュラムを御覧ください。
大体ですか、一般は2日間講習+試験、一戸建ては1日講習+試験とされていることが多いようです。
Q11
特定の講習はどんな内容ですか?
座学+実地講習と試験です。試験はペーパーと口述試験があります。
Q12
一般と一戸建てでは、どちらを取得したほうがよいですか?
調査対象によります。調査対象が住宅だけと明らかな場合は、一戸建てで問題ありません。
住宅以外も含まれる可能性がある場合は、一般の取得をおすすめします。
Q13
学科の免除はないのですか?
建築物石綿含有建材調査者講習登録規程(平成30年10月23日)(厚生労働省・国土交通省・環境省・告示第1号)第7条第5号の規定により、「建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1」の1時間が免除されるようです。

ただし、テストでは免除範囲からも出題されることは覚悟してください。
Q14
テキストは何を使いますか?
厚生労働省で、標準テキストを公開しています。
 
講習機関ごとに、標準テキストをベースとしてテキストを作成し、使用されています。
Q15
試験の合格判定はどのようになっていますか?
全40問で、時間は2時間が多いようです。
60点(24問以上正解)以上が合格ラインの目安です。
Q16
試験のポイントを教えてください。
試験に出る問題については控えます。
 
ただし第2講座の建築に関する知識や図面の見方、石綿建材の種類などは苦手とされている方は多いようですので、しっかりと学習されることをおすすめします。
Q17
試験不合格の場合は、どうなりますか?
再試験を受けることになります。
Q18
試験だけ受けられませんか?
法令により、講習と試験はセットです。

 

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